今週のお題「最近読んでるもの」
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「ビッグイシュー」、読んでます♪
路上生活者が売る、雑誌です。
幸運にも、いつも通る西新宿駅前で、販売がありましてね♪
結構、社会派なんですよ。
お涙ちょうだいなんて、全然!
今回の「介護」は、まだ読んでないんですが、社会的な記事は、時事問題から国の制度、経済などまで、多彩にあります。
そしてどれも、普通の人では気づかないような視点で斬ります。
それも、勧善懲悪という感じでもなく、理路整然と、筋を通してあります。
自然科学の話題も多く、この前の記事は「古気象学」という、長いスパンでみた気象学を展開して、海流の三次元的なつながりから、地球温暖化を説いてみせてましたね~!
価格の約半分が、販売者の収入になるんですが、それを考慮しなくても、読み応えのある社会派雑誌ですよ。
痛快、ですね!
読むには、じっくりと時間をかける必要がありますけどね。
もちろん、路上生活者の視点の記事も多いです。
路上生活者でないとわからない、状況とか考え方とかね。
でも、路上生活者だって、落ち込んでばかりはいない。
置かれた立場は厳しいながら、彼らが明るくたくましく生きている姿も、よく描かれていますね。
もちろん、住む所がなく、住所を持たない彼らの状況は非常に厳しく、支援が必要です。
同時に、「彼らも人間である」というメッセージが、よく伝わる雑誌ですね。
中でも好きなのが、路上生活者が、読者の悩みに答えるコーナー。
一生懸命考えて、答を書いているのが伝わりますが、彼らも人生で、いろいろな経験をしていて、それを紹介しながら答えてくれていますね。
それが、僕の経験につながる所も、あったりしますよ。
そして、その下のコーナーでは、料理研究家の枝元なほみさんが、同じ質問に、これまた豪快に答えた上で、心温まる料理を紹介してくれます。
いつも、職場で少しずつ読んでいるんですが、最後は満足感を持って、読了していますよ。