新宿から東京都西部、八王子と高尾山口、そして相模原市の橋本への連絡が、メインですね。
京王と言えば…
「カレーショップC&C」と…
どちらも、京王線の駅ではおなじみですね♪
さて…
正式社名は、以前は「京王帝都電鉄」でした。
それは、この路線の前身が、「帝都電鉄」だったから!
井の頭線。
元々京王は、多彩な色を使う会社ですが、井の頭線は車両の塗色が7色!
さらに特別塗色・レインボーもいますね♪
ところで、井の頭線は軌感1067mmの狭軌ですが、京王線系は1372mmと、ちょっと広いため、直通運転や、車両の融通はできません。
実は、京王の前身は、東京都電に乗り入れを計画してまして。
この軌間は「馬車軌間」と呼ばれ、元々は東京の馬車鉄道のもの。
それを都電(当時は市電)が踏襲したため、京王は1372mmへの改軌までして、都電乗り入れを目指しました。
しかし、乗り入れは実現せず、この特殊な軌間だけが残りました。
戦後の直通運転計画では、かなり不利だったと思います。
その後、東京都は都営新宿線を建設、京王線との直通運転を想定したため、今度は都側が歩み寄って、1372mmを採用する、皮肉な関係になりました。
長らく増備が止まっていましたが、6000系撤退で、最近に大量増備されたようです。
8000系は、京王線地上運用の、多彩な運用を引き受けます♪
まだ、昔のGTOインバータが、残っていますね♪
最古参は、7000系。
これも、京王線系の地上用です。
実は、大変おめでたい車両がおりまして♪
京王7777号車。
数字4つ並びの車両は、貴重ですね♪
そして、最新型が、こちら。
新5000系です。
ピンクのラインが、印象強いですね。
ところで、車内に入ると…
座席を回転させて、クロスシートに出来る構造になっています。
これを使って、念願の有料ライナー「京王ライナー」が登場しました。
そう、京王には競馬場も動物園といった集客施設もあり、学校なども多数もありますが、路線長が短いこともあって、有料特急は設定できませんでした。
近くを走る小田急ロマンスカーや、最近では京急も「ウイング号」なんてのを運転していますが、それを指をくわえてみてるしかなかったんです。
しかし、競合相手のJR東日本、中央快速線が、グリーン車を付けるなんて発表!
それ以前からも、特急車を使って、ライナー運用をしてましたしね。
危機感を持ったんでしょう。
平日夕刻のライナー運用とは言え、やっぱり着席できるのは、自由席のグリーン車に比べても、大きな付加価値です。
もともと、イメージの良い、特に女性に人気の高い路線です。
この新5000系の登場で、東京西部の輸送競争は、ますます激しくなるでしょうね。
次の鉄道会社は、こちら
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com
前の鉄道会社は、こちら