螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

草加市の思い出・29…

新年度に入って。

部署を異動することになりました。

相棒と一緒に。

 

行先は「PSG」グループ。

「Programmable Sound Generator」ではなくて…

「Professional Support Group」

実際に企業に納入された、IP電話機器の、サポートや障害対応をするグループです。

 

それまでは、お客に出す前の商品を扱っていましたが、このグループはお客様から症状を聞いて、そのトラブルを解消するのが目的です。

開発側からすれば、自分たちの誤りが正される部署ですので、恐れられつつも、頼りにされていた部門で、そこへの異動は、認められた、出世、との評価でした。

 

部署異動といえば、郵便局で失敗して、うつも発症していますが、今度は相棒と一緒でしたから、だいぶ心強かったですね。

 

障害連絡が入ると、まず、客先と同じ環境を、実験室で再現します。

そして、同じ障害を起こす、「再現試験」を行いました。

その時のログを渡すと、開発側が解析して、プログラムミスや不具合を特定して、修正するわけです。

 

プログラム、実際にはハードを望み通りに動かす、「ファームウェア」というものになりますが、構造はものすごく複雑で、何人もの制作物を統合して仕上げますから、プログラム自体を追うのは、もはや現実的ではありません。

実際に障害を起こしてみるのが、最も早く、解決出来るわけです。

 

とは言え、いくらやっても再現出来ないことも、ありましたね。

軽微な障害だと、そのまま立ち消えになったことも。

でも、重大なもので、実験室では再現出来そうもない場合は、客先で試験をさせてもらったこともありました。

 

客先と、直接電話でやり取りする場面はありませんでしたが、上司と一緒ながら、客先に出向くことはあり、客相手ならではの、厳しい場面もありました。

 

僕が、障害の証しを突き止めたことも、ありましたよ!

「お手柄」と、褒められましたよ♪

 

修正プログラムを、客先に適用に行くこともありましたね。

ほとんどの場合は、深夜。

2時以降のことも、ありました。

 

出張では都心や、札幌、大阪、広島もありました。

広島では日程の都合で、上司なしでしたから、それはもう、緊張しましたね。

間違えたら、データが壊れる可能性もありましたから。

 

翌日は移動日でしたから、帰る前に、こんな所へも。

今はなき、広島市民球場

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20201028231554j:plain

 

草野球の、会場になっていました。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20201028231627j:plain

 

でも、「炎のストッパーレリーフが、まだここにありましたね。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20201028231724j:plain

津田恒美投手です。

 

もちろん、ここにも。

原爆ドーム

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20201028231801j:plain

 

爆心地・島医院で、祈りを…

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20201028231823j:plain

 

広島お好み焼きを食べて、帰りましたよ。

 

 

次の思い出は、こちら

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前の思い出は、こちら

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com