新年度に入って。
部署を異動することになりました。
相棒と一緒に。
行先は「PSG」グループ。
「Programmable Sound Generator」ではなくて…
「Professional Support Group」
実際に企業に納入された、IP電話機器の、サポートや障害対応をするグループです。
それまでは、お客に出す前の商品を扱っていましたが、このグループはお客様から症状を聞いて、そのトラブルを解消するのが目的です。
開発側からすれば、自分たちの誤りが正される部署ですので、恐れられつつも、頼りにされていた部門で、そこへの異動は、認められた、出世、との評価でした。
部署異動といえば、郵便局で失敗して、うつも発症していますが、今度は相棒と一緒でしたから、だいぶ心強かったですね。
障害連絡が入ると、まず、客先と同じ環境を、実験室で再現します。
そして、同じ障害を起こす、「再現試験」を行いました。
その時のログを渡すと、開発側が解析して、プログラムミスや不具合を特定して、修正するわけです。
プログラム、実際にはハードを望み通りに動かす、「ファームウェア」というものになりますが、構造はものすごく複雑で、何人もの制作物を統合して仕上げますから、プログラム自体を追うのは、もはや現実的ではありません。
実際に障害を起こしてみるのが、最も早く、解決出来るわけです。
とは言え、いくらやっても再現出来ないことも、ありましたね。
軽微な障害だと、そのまま立ち消えになったことも。
でも、重大なもので、実験室では再現出来そうもない場合は、客先で試験をさせてもらったこともありました。
客先と、直接電話でやり取りする場面はありませんでしたが、上司と一緒ながら、客先に出向くことはあり、客相手ならではの、厳しい場面もありました。
僕が、障害の証しを突き止めたことも、ありましたよ!
「お手柄」と、褒められましたよ♪
修正プログラムを、客先に適用に行くこともありましたね。
ほとんどの場合は、深夜。
2時以降のことも、ありました。
出張では都心や、札幌、大阪、広島もありました。
広島では日程の都合で、上司なしでしたから、それはもう、緊張しましたね。
間違えたら、データが壊れる可能性もありましたから。
翌日は移動日でしたから、帰る前に、こんな所へも。
今はなき、広島市民球場!
草野球の、会場になっていました。
でも、「炎のストッパーのレリーフが、まだここにありましたね。
津田恒美投手です。
もちろん、ここにも。
爆心地・島医院で、祈りを…
広島お好み焼きを食べて、帰りましたよ。
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