螺旋を描いて…

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「蹴手繰り」・決まり手の思い出・36…

(敬称略)

相手の足を払いつつ、同時に肩をはたくか、腕をたぐって倒すと、「蹴手繰り」になります。

「手繰る」とは、「引き寄せる」の意味。

相手の腕や肩を取って、引っ張り込む感じで、さらに足を払って倒します。

主に立ち合いの時に、小兵力士が一発を狙って仕掛ける技で、実際には立ち合いであれば、相手の手を取っていなくても、「蹴手繰り」になるそうです。

 

知っている力士では、星岩涛が得意だったそうですね。

朝青龍も決めたことがありますが、「横綱には相応しくない」と、横綱審議委員会に苦言を呈されたことも、ありましたね。

 

英語では、「Pulling Inside Ankle Sweep」。

「Ankle」は足首のこと。

足首を払い、相手を自分の方に引っ張り寄せる感じですね。

 

 

次の決まり手は、「腰投げ」

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前の決まり手は、「蹴返し」

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