螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

JOT・略語の思い出・62…

昔、東海道線沿線に住んでいました。

小田原までは、貨物線がありますが、小田原で一緒になるので、僕の最寄り駅だった、真鶴駅では、結構貨物列車が通りました。

 

多くが、コンテナ車でしたけどね。

JR貨物のコンテナが多いですが、私有のコンテナもあって。

ヤマト運輸福山通運は、専用のコンテナを持っていて、貨物列車に積載されていました。

 

写真は、武蔵野線

武蔵野線も、元々は貨物線としての開業です。

常磐線、東北・高崎線、中央線、東海道線武蔵野貨物線)相互を、積み替えなしで直通させるための、路線ですね。

 

今も貨物列車が、多く通ります。

 

確か、台風一過でした。

夕陽が当たる機関車が、美しいですね。

 

コンテナをたくさん、牽いています。

 

ちょっと見にくいですが…

右から3番目、4番目のコンテナには、「JOT」と書かれています。

 

これ、真鶴時代にも、よく見かけたんですよね。

何だろうな、と。

 

この会社です。

日本石油輸送株式会社。

www.jot.co.jp

「Japan Oil Transportation」の略ですね。

日本全国に、タンク車やタンクローリーを使って、石油や石油製品、高圧ガスなどを運ぶ会社です。

 

本業は、こちらですね。


この写真には写っていませんが、「JOT」のロゴが描かれます。

 

日本は、道路網が随分発達しましたが、新潟への関越道など、長大なトンネルがあり、危険物積載車の通行が規制されている場合があります。

長野県も、港から遠く、トラックを連ねての輸送は、効率が悪いです。

そこで、今でも一部で、貨物列車による石油輸送が行われているんですよ。

 

では、コンテナでは何を運んでいるのかというと、

「基本的にレンタル」だそうで。

 

鉄道のコンテナって、トラックとは規格が違うし、目的地で積み下ろした後、コンテナを回送する必要があるなど、一見ではなかなかに大変なのです。

JOTにお願いすれば、かなりの部分が解消するようですよ。

 

JR貨物と関係が深いですから、こういう事業も出来るんですね。

 

 

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