Excel2019から実装された、新しい関数です。
(Office365は2016から)
範囲指定、または必要なセルを一つずつ指定することにより、セル内容を一つに連結して返します。
これには通常、「CONCAT関数(Excel2016以下ではCONCATNATE関数)」があるんですが、大きな違いは「区切り文字を入れられる」点です。
例えば、区切り文字に「カンマ(,)」を指定すれば、区切りとしてカンマを挿入した、連結文字列を返してくれます。
「スラッシュ(/)」、「スペース( )」なども指定出来ますから、複数の要素を全て示した、文字列を作ることが出来ます。
これをプログラムでやろうとすると、少々工夫が要ります。
「要素が1つの場合は、区切り文字は要らない」
「最後の要素の後ろには、区切り文字は要らない」
という制約があるためです。
なので、要素数を数えて、しかも要素の順番により、区切り文字を入れる、入れないの処理をしなければなりません。
この関数は、その辺りの処理をみんなやってくれますから、上手く使えば便利だと思いますよ。
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