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東北本線500キロポスト・色な場所の思い出・白42…

花卷駅にありました!
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500キロポスト。

東北本線の起点・東京駅から、営業キロで500kmが、この地点というわけです。

 

営業キロは、あくまで運賃計算に使うためのキロ数で、実際の距離や道のりを表しているわけではないのですが、ここを境に運賃・料金が変わる可能性がありますから、利用者にとっても重要な値になります。

 

起点の「ゼロキロポスト」は、起点駅の中心にあるのが普通ですが、こういうキリ番のキロポストが、駅構内にあるのは、珍しいと思います。

 

ちなみに、

100キロポストは雀宮駅の手前、

200キロポストは矢吹駅の手前、

300キロポストは白石駅の手前、

400キロポストは田尻駅の手前に、それぞれありますが、駅構内ではなさそうです。

 

花卷駅の営業キロは、ジャスト500km。

基本的に、運賃・料金は、未満ではなく、「~kmまで」が括りなので、「500kmまで」の運賃・料金が適用されます。

 

ちなみに、この先は…

今は盛岡駅の535.3kmが、在来線の終点になります。

さらに先は、IGRいわて銀河鉄道青い森鉄道と続きますが、運賃はリセットされますから、今は営業キロは、旅客では意味がなくなりました。

新幹線ベースだと、二戸駅が601.0km、七戸十和田駅から新青森駅の間で、700kmを超え、新青森で713.7kmになります。

 

東海道本線だと、500kmを超えるのは、膳所駅(ぜぜ)になります。

山陽本線は神戸起点で、垣生駅(はぶ)で500kmを超えます。

 

そう言えば、国鉄時代は、通勤定期券は100kmまでしか、発売されませんでした。

東海道本線だと、湯河原駅が99.1kmで、熱海駅は104.6kmと、100kmを超えてしまうため、熱海から東京駅へは、通勤定期券が買えない事態だったそうです。

でも、運輸大臣に相談しなくても、国鉄総裁に発売命令を出してもらわなくても、駅長権限で発売できたそうですよ。

 

…そんなクイズが、過去にありました。

 

 

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