LPG。
液化石油ガスです。
「Liquefied Petroleum Gas」ですね。
主にプロパンガスかブタンガスで、家庭用は主にプロパンガス、自動車燃料だと、ブタンガスを使うそうです。
精製は石油からが多いですが、石油から作ってなくても、LPGというそうです。
燃焼すると、どちらも大きな熱エネルギーを発生するので、燃料用ですね。
ブタンガスの方が沸点が高く、携帯はしやすいそう。
カセットコンロなどは、ブタンガスだそうです。
一方、プロパンガスはマイナス42℃の低温でも、ガスとして存在できるので、北国でも燃料として使えるそうです。
液化するのは、運搬用ですね。
気体よりも液体の方が、体積が大幅に減り、管理上も運搬には適しています。
固体と比べても、液体の方が、無駄なく取り出しやすいですから、圧力をかければ液体に出来る特性は、特に遠くから輸入する上に置いては、重要な性質なんでしょうね。
日本は多くを、輸入に頼っています。
その多くは中東で、9割を占めるそう。
もう一つのガス源である「液化天然ガス(LNG:Liquefied Natural Gas)」は、オーストラリア、マレーシア、カタールなど。
最近のシェールガスも含めると、アメリカも輸入先になるそうです。
日本はこれらの国とは、特に仲良くしておかないと、熱源を断たれてしまうわけですね。
日本の外交は弱腰とか、いろいろ言われますが、実際にはいろいろ制約があるんだと思いますよ。
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